タート・オプティカル・アーネル JD-04のサイズ感について
タート・オプティカルの永遠の定番モデル「アーネル JD-04」はレンズ横幅42mm、44mm、46mm、48mmの4サイズがありますが、その方にとって適切なサイズとは。
そもそもメガネを選ぶ基準として着用する方のPD(瞳孔間距離)とフレームPDのバランスがあります。例えばメガネのテンプルの裏側に「44◻︎24」という記載があるとすると、44はレンズ横幅44mm、24はブリッジ幅24mmという意味で、その数値を足した68mmがフレームPDです。
PDがフレームPDより、やや狭いサイズがベストと言われていますが、目の位置だけでなく、例えば顔幅やお召し物、体型とのバランス、度数など様々な条件があるので、絶対的ではありません。また、フレームの表記に関しても誤差がある場合があるため注意は必要です。
例1)スタッフU、PD64mm x アーネル JD-04 col.002 Walnut
モデル男性のPDは64mm。42サイズはフレームPD=PDです。顔幅を考えると小さく感じますが、強度近視でレンズを薄くしたいという理由であれば、選択する価値は大いにあります。
定石なら44サイズ、ジャストサイズのメガネは主張は控えめになり、引き締まった感じが出せます。着用しているスーツにも良く合います。ただ、46サイズも悪くありません。44サイズと比べて少し柔和な雰囲気を感じます。また、アーネルはフレームに弾力性のあるメガネではないので、着用した時に頭の締め付けが少ないという利点もあります。
一番大きい48サイズ、サイズが大きくなるとラインも太くなりますので、一般的にはより主張は強く、カジュアルな雰囲気に。着用者のキャラクターですと、探偵アニメの主人公のように子供っぽさが出てしまうかもしれませんが、カジュアルな服装にのみに合わせるならば有りかもしれません。
結局は着用者の顔立ち、キャラクターにより選ぶメガネは変わりますが、このサイズがベストとはっきり感じる方もいれば、44と46、どちらのサイズも良いと感じる方もいらっしゃいます。
例2)スタッフH、PD58mm x アーネル JD-04 col.001 Black
モデル女性のPDは58mm。フレームPDとPDのバランスのみ考えると42サイズ。顔幅もぴったりですが、やや固い雰囲気になり、若々しさに欠ける印象。
44サイズは、PDとフレームPDに9mmの開きはありますが、活動的でチャーミングな雰囲気もプラスされ良い感じです。
46サイズになると流石に大きすぎる気がしますが、無しではありません。サングラスとしての使用も良さそうです。
サイズが大きいメガネには小顔効果があり、可愛い印象が強くなるため、女性はやや大きいサイズのメガネを選ばれる方が多いようです。
似合うメガネが、顔型に左右されることはあまりありません。特にトリプル銀座は特徴のあるメガネが多いこともあり、着用する方の個性とメガネの個性の調和(サイズも含めて)が重要だと考えます。
丸メガネは似合わない、青いメガネは似合わないなど可能性を狭くしてしまうと、素敵なメガネに出会う機会の逃してしまうことにも。当店のスタッフにご相談いただければ、度数なども考慮して、適切なアドバイスをさせていただけます。是非お気軽にご相談下さいませ。